
全体カラーとトリートメントの併用は必要?メリットと注意点
ジュエルカラー / 当店の施術例から
カラーは全体染めだけにするか、トリートメントも一緒にお願いするか。ご来店のお客様から、メニューを選ぶ段階でよくいただくご質問です。
この記事では、全体カラー(おしゃれ染め・白髪染め)とサロントリートメントを同日に併用する場合の考え方と、注意しておきたい点を扱います。ブリーチやハイライトを使うデザインカラーは対象外です。
トリートメントを付けるかどうかで迷うのは、当然のことだと思います。費用も変わりますし、効果がわかりにくいと感じている方も多いからです。この記事が、メニューを選ぶときの判断材料になればうれしく思います。
なぜカラーとトリートメントの併用がすすめられるのか
カラーの薬剤は、髪の表面にあるキューティクル(髪を守るうろこ状の膜)を開いて、内部に色を入れる仕組みです。そのため、カラー直後の髪は普段よりデリケートな状態になっています。
開いたキューティクルが落ち着くまでの間は、内部の色素や水分が流れ出やすい状態です。カラーの後に色落ちやパサつきを感じやすいのは、これが一因といわれています。
トリートメントを併用する目的は、この状態の髪に不足しがちな成分を補い、表面を整えることです。髪そのものが元通りに治るわけではありませんが、手触りや扱いやすさを整えながら、色素が流れ出やすい状態を落ち着かせる方向に働きます。
同日に併用するメリット
当店のメニューで一緒に行う考え方は、カラーとトリートメントを一緒にするメリットでも紹介しています。施術後の過ごし方は、カラー後のツヤを保つ自宅ケアも参考にしてください。
当店の施術例では、全体カラーとトリートメントを同日に併用したお客様から、次のようなお声をいただくことが多いです。
- 色落ちのペースがゆるやかに感じられる
- 乾かしたときの手触りがやわらかい
- 毛先の引っかかりが減って、朝の支度が楽になった
もちろん、髪質やこれまでのカラー履歴によって感じ方には個人差があります。ただ、カラー直後はトリートメントの成分がなじみやすいタイミングでもあるため、同日に組み合わせること自体には理にかなった面があると考えています。
当店はオーガニックカラーの専門店として、ジュエルカラーとトリートメントを組み合わせたメニューをご用意しています。ジュエルカラーは、ツヤと色味のやわらかさを大切にした当店のカラーで、トリートメントとの併用によって色持ちと手触りを一緒に整えていく考え方です。色味やメニュー選びに迷われた場合は、ご来店時に髪の状態を見ながら一緒にご相談いただけます。
併用するときの注意点
毎回必ずトリートメントを付けなければいけない、というものではありません。髪の状態が落ち着いているときは、カラーのみで十分な場合もあります。
一方で、次のような状態のときは、併用を検討する価値があると考えています。
- 毛先のパサつきや引っかかりが気になっている
- 色落ちが早いと感じている
- アイロンやコテを毎日使っている
また、サロントリートメントの効果は永久には続きません。当店の施術例では、2〜4週間ほどかけて少しずつ落ち着いていく方が多い印象です。カラーの周期に合わせて併用していただくと、状態を保ちやすくなります。ここも髪質による個人差がありますので、あくまで目安として考えてください。
なお、ブリーチを使ったハイトーンの髪や、ハイライトが入った髪のトリートメント選びは、カラー履歴によって考え方が変わります。そうした施術を専門に扱う美容室で、履歴を見ながら相談されることをおすすめします。
自宅でのケアで状態を保つ
サロンでトリートメントを併用した場合でも、日々のホームケアによって状態の持ちは変わってきます。難しいことをする必要はなく、基本を丁寧に続けることが一番の近道です。
- シャンプーはぬるめのお湯(38度前後が目安)で、ゴシゴシこすらず泡で包むように洗う
- カラー当日はできれば洗髪を控え、翌日から通常のケアに戻す
- お風呂上がりは自然乾燥にせず、早めにドライヤーで乾かす
特に乾かし方は、色持ちにも手触りにも影響しやすいポイントです。濡れたままの髪はキューティクルが開きやすく、色素も流れやすい状態です。タオルで水分を軽く取ってから、根元から毛先に向かって乾かしてください。
まとめ
全体カラーとトリートメントの併用は、色持ちと手触りを一緒に整えたい方にとって、選ぶ価値のある組み合わせだと考えています。ただし毎回必須というものではなく、髪の状態や生活スタイルによって、ちょうどよい選択は変わります。
迷ったときは、いまの髪の状態と気になっていることを、そのまま伝えてみてください。色味のことも含めて、気になる場合は担当の美容師に一度ご相談ください。